はじめに
CORESERVERの試用期間満了に備えて、実際に作業を開始します。
前回までの課題は次の2つです。
- 課題:「All-in-One WP Migration」の使用方法。特に移行先。
- 課題:DNSの切替方法。
今回はこの課題のうち、DNSの切替について記事を書きます。
DNSの切替方法
流れとしては
- 切替一週間ほど前に現在のDNSのTTLを短くする。
- DNSの設定変更をする。
- コンテンツの引っ越しをする。
- TTLを元に戻す。
この4つのステップを踏みます。
DNSとは
簡単に言うと
ユーザが入力したURLに対して、サーバの場所を教えて上げる子
です。今回のケースを例にあげると、「blog.trivill.com」をユーザがブラウザに入力すると、「value-server にコンテンツがありますよ」と教えてくれます。その情報をもとにブラウザはvalue-serverにリクエストするのです。
サーバを切り替えるとこのコンテンツの場所がかわります。今回のケースでは「CORESERVERにコンテンツがありますよ」とDNSが教えてあげるように設定を変更します。
TTLとは
DNSはコンテンツの場所を教えてあげるのですが、みんなに聞かれると大変です。
その負荷を軽減するために、「知ってる人が代わりに教えてあげる」役割のDNSサーバ(キャッシュサーバ)があります。これに対してドメインとコンテンツの場所を管理しているサーバを権威サーバと呼びます。
キャッシュサーバは、自分が知らなければ権威サーバに問い合わせます。また、自分が知っている情報でも古い情報の場合は権威サーバに問い合わせます。
このときの古いかどうかの判断に使われるのがTTL(Time To Live)です。
value-domainにおけるTTLの設定変更
- バリュードメイン のコントロールパネルから「ドメイン」をクリックします。
- 「DNSレコード/URL転送の設定」をクリックします。
- 設定対象のドメインをチェックして、変更ボタンをクリックします。
- TTLを変更し、保存ボタンをクリックします。今回私はTTLを120に設定してみました。
今後の予定
- 課題:「All-in-One WP Migration」の使用方法。特に移行先。