40代半ばにして転職します。
現在は転職先も決まっており、退職に向けて会社と話をしているところです。
今回はなぜこの年齢で転職を決意したかを記事にしたいと思います。
現在の会社
いわゆるSES主体の会社です。
数年前に他のIT系企業の傘下に入りました。それによって役員の約半数が入れ替わり、その親会社の影響を強く受けることになります。
私自身、会社が大きくなることには賛成です。会社が大きくなって上場し、仕事も待遇も向上することは非常に魅力に感じました。
誤算
社内に新しい風が吹き込むと新鮮に感じるものです。今までになかったスピードを感じることができました。
それが一年、二年と経つといろいろと見えてきます。
超絶ワンマン経営。
- 些細なことまで社長に判断を仰がなければならない。
- 社長は技術者でもないのに、技術部門の末端にまで見当違いの指示を直接出す。
- 見境なく激怒する。怒鳴る。暴言。
- 社長の宗教の押し付け。
- どんぶり勘定。
- 顧客より社長用件優先。
これによってどうなるかというと、
- 漫画に出てくるようなイエスマンたち。
- 何一つ決めることのできない部門長。
- 社員の在職期間が平均数年。早い場合は一ヶ月。
- 役職がついていても、仕事内容はプレイヤー。
- まずい事は報告しない文化。
- 社長の検討違いの指示によって現場が混乱する、業務が停滞する。
と、将来的に真っ暗なのです。
転職の決意
私自身は製造業の基幹システム構築において、SEやPLとしての仕事に従事してきました。
会社のトップが交代してからは開発から離れ、インフラ系職種に携わっていましたが、もともとアプリ屋なのでインフラが肌に合わないのです。
前述のような会社への不信感と仕事へのやりがいを求めて、転職することを決意しました。
転職先の決定
転職活動では複数の人材紹介会社に申し込みを行いました。
- パソナ
- アデコ
- リクルートエージェント
- パーソルキャリア
結果的にはこれらの人材紹介会社経由ではなく、転職サイトのdoda経由で決定しました。
決定までの流れは以下のようなものでした。
- dodaのプレミアムオファー受信
- プレミアムオファーへの応募
- 書類送付
- 人事担当者との電話面談はスキップ(書類の内容から判断して電話面談は不要と判断したそうです)
- 部門面談
- 内定
内定をいただいたのはIT大手の企業です。アプリケーションの開発、保守、運用を行う部門での内定でした。
判断基準
転職を決意するまでには、自分なりに転職するか否かについて検討を行いました。
- 仕事にやりがいを感じることができるか。
- 給与は上がるか。
- 労働時間に見合った給与であるか。
- 勤務時間は短くなるか。
- 10年後、万が一、再度転職しなければならなくなったときに、自分の価値は上がっているか。
- 10年後、どのようなポジションで仕事をしているか。
- 10年後、会社はどのようになっているか。
- 転職に伴う心労はあるか。(退職交渉や転職直後の不慣れなど)
転職するからにはその心労を回避することはできませんが、それ以外の判断項目で転職することで現状より良くなるのであれば転職しようと決意しました。
結果的にはすべての項目において、現状より改善される、もしくは現状維持でした。
まとめ
40代からの転職は勇気が必要なことですが、私の場合は「座して死を待つより・・・・」という考えによって背中を押されたと思います。
現在の会社で5年後、10年後、どのように働いているか、会社がどのようになっているか、複数パターンを想像してみましたが、いずれのパターンも私が求めるものではありませんでした。
転職を思いとどまる時は「逃げたらダメだ」と自分に言い聞かせ、転職しようと思うときは「今動かなければ」と自分に言い聞かせ、自身の中で葛藤しました。
この決断が吉と出るか凶と出るかわかりませんが、「タラレバ」はないので、決めた道を進んで行こうと思います。
コメント
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